なんでも分かる青果物流通

2,860 (税込)

初心者向けに青果物の流通技術をわかり易く解説すべく、果物・野菜・米・花の流通を対話形式で説明。

在庫あり

判型 B5判
訂正2版
ページ数 177
発行日 2002/05/30
ISBN-13 978-4-8425-9912-0 C3061
ISBN-10 4-8425-9912-x
JAN 1923061026002
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図書館: カーリル
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目次

1.まずは基本から(1 青果物は生きている、2 エチレンと追熟、3 野菜同士の好き嫌い、4 クライマクテリックって何、5 物を冷やす、6 冷蔵庫での乾燥、7 温湿度ってどうやって測るの)
2.鮮度ってなあに(1 鮮度とは、2 寒暖・乾湿、大事なのはお肌だけじゃないよ、他3節)
3.鮮度を保つ流通技術(1 予冷って何、2 真空の力で冷え冷え、3 静かに眠れMA包装、4 鮮度保持の強い助っ人、他4節)
4.価格ってどうきめるの(1 価格の決定とスムーズな流通は青果卸売市場の役目、2青果卸売市場は荷物を集めて配る、3 卸売市場で青果物の値段を決める、4 セリで決める青果物の値段、他3節)
5.健康を守る青果物(1 健康を守る機能性青果物、2 頭が良くなる機能性食品、3 有機農産物の流通、4 アメリカの有機農業、他3節)
6.旬って何時なの(1 初物は寿命が延びる、2 いつ見てもイチゴ、3 美味しさを売ろう、4~7 何時でも食べられる果物(ミカン編・リンゴ編・キウイフルーツ編・バナナ、パイナップル編)、8~10 何時でも食べられる野菜(地域編・貯蔵編・作型編)、11~12 何時でも見られる花(キク編・バラ編))
7.青果物もお化粧が必要(1 物事の始まりは規則、2 赤秀、青秀、どっちが良いの、3 重さか数か、どっちにしたら、4 野菜だって、負けないよ、5 野菜のBWH、他2節)
8.主食だからお米をもっと知ろう(1 米も検査するの、2 お米の氏素性、3 お米の美味しさって何、4 お米の官能検査、他4節)
9.青果物を外敵から守ろう(1 微生物は友達だ(漬物編)、2 微生物は友達だ(乳酸菌編)、3 腐っちゃいやよ、私の果物(畑での努力)、他5)
10.他に知ってほしいこと(1 美味しい水、2 機能水って何だ、3 カット野菜の秘密、他3節)
索引

説明

ようこそ、青果物流通に関心のある皆さん新鮮な果物や野菜を愛する家族のために食卓にのせたい賢い奥さん、これから青果物流通に関わろうとしている営業関係者さん、青果物流通に関する新技術の開発を計画している技術者・研究者、青果物流通で儲けようとたくらんでいる野心家さん、青果物流通に関心のある学生さん!あなた方は果物や野菜が好きですね。おいしかった。新鮮だ。値段が安い。一年中食べられる。こんなことを深く考えたことがありますか。この本には、果物や野菜や米や花について、流通に関する大切なことが対話形式でやさしく書いてあります。きっと皆さんは引き込まれてしまうでしょう。皆さんのお役に立てると自信を持ってお薦めします。鮮度の良い青果物を消費者に届けるためには予冷、低温貯蔵、低温輸送、包装などの技術が必要です。これらの研究や技術開発によって、より新鮮な青果物を供給できるようになってきました。しかし、とれたばかりの果物や野菜と比べると、流通している果物や野菜は新鮮とは言えず、まだまだ多くの問題を抱えており、それらの解決には研究者を中心に、消費者や産業界の協力を必要とし、色んな立場から新鮮な果物や野菜を届けましょうと、農産物流通技術研究会を作りました。研究会が発足すると、全く果物や野菜を扱ったことのない人、流通のことを知らない人など、異分野からの加入の人も多く、議論がかみ合わないことや、実際の流通現場に知識不足の人達が参入し、進出に失敗するケースも出てきました。そこで、初心者向けに流通技術をわかりやすく解説することを考え、通子さんと流次さんに登場してもらって、二人の会話を通して、身近な青果物流通を理解していただこうと企画しました。この本を読めば、流通の基本となる基礎知識も最近話題になっている流通事情もみんな理解できちゃいます。国内ではトップの知識と技術を持っている農産物流通技術研究会の運営委員会のメンバーを中心に英知を集めて書いています。誰にでも分かるように書いたつもりです。さあ、これで、今日からあなたは青果物流通の専門家です。

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