増補 ねじ締結概論

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ねじ締結の基本から設計検討手法、評価手法、検査手法に至るまで、ねじ締結全般についてわかりやすく解説。2000年刊の増補版。

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著者:
判型 A5判
増補4版
ページ数 180
発行日 2003/04/28
ISBN-13 978-4-8425-0348-6 C3053
ISBN-10 4-8425-0348-3
JAN 1923053040009
図書館: カーリル
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目次

1.ねじ締結体設計の基本的な考え方
2.ねじ締結部の不具合現象(1.締付け時の不具合、2.締付け後の不具合、3.不具合の特徴と原因)
3.ねじ締結の基本(1.ねじの力学、2.ねじの締付け、3.ボルトの静的破壊、4.ボルトの疲労破壊、5.ねじ山破壊、6.ボルトの遅れ破壊、7.被締結体の遊離、8.被締結体のすべり、9.ねじのゆるみ、10.ねじの規格)
4.ねじ締結体の設計方法(1.機械に作用する荷重の把握、2.ねじ締結部に作用する荷重を求める、3.ねじ締結部に作用する荷重を、せん断荷重成分、引張荷重成分、偏心量に分解する、4.各種の不具合を起こさない検討、5.ボルトサイズ、ボルト強度、締付けトルクの決定、6.締め過ぎ、応力腐食割れに対する検討、7.試作機による各機能の確認試験)
5.ねじ締結体の信頼性評価方法(1.供試品の条件、2.試験荷重、3.故障解析の手掛かり、4.不具合現象の特徴、5.ゆるみ測定方法、6.軸力測定方法、7.ねじ部品の摩擦係数測定方法)
6.ねじ締付けの検査方法(1.締付けトルクと検査トルクとの関係、2締付けトルクによる検査、3.締付けトルクのモニタ・記録、4.軸力による検査)
7.各種ねじ部品の使い方(1.座金、2.スタッドボルト、3.タッピンねじ、4.回転止め部品、5.ダブルナット、6.並目ねじと細目ねじ、7.座面角度)
8.ねじの設計計算事例(1.せん断荷重を受ける締結体、2.ねじり荷重を受ける締結体、3.偏心引張荷重を受ける締結体、4.慣性力を受ける締結体、5.一発大荷重を受ける締結体、6.電動機能部品締結部、7.高温にさらされる締結体)
理解を深めるためのねじ締結に関する計算問題
付録図表(資料集)
索引

説明

本書の増補内容は、8章としての「ねじの設計計算事例」、その後に演習問題としての「理解を深めるためのねじ締結に関する計算問題」である。

8章の「ねじの設計計算事例」は、締結体に作用する荷重によって分類した7つの事例である。作用する荷重によって設計検討する項目が大きく異なるために、荷重別に事例を設定した。

「理解を深めるためのねじ締結に関する計算問題」は、全部で42問で、ほぼ全ての計算を要する部分を取り上げている。答えだけでなく、解説も入れ、単なる演習問題ではないように配慮してある。この一連の計算問題をやって、解説を読めば、より具体的に諸元の締結性能に及ぼす影響が理解できるようになっている。

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