日本と世界のアニマルウェルフェア畜産 下 21世紀の畜産革命

アニマルウェルフェア・フードシステムの開発

3,960 (税込)

欧米で挑戦されている工場的畜産システムからアニマルウェルフェア畜産への転換「畜産革命」の動向をとらえ、日本でも始められつつあるアニマルウェルフェア畜産の課題を取上げた。

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編著者:
判型 A5判
第1版
ページ数 233
発行日 2018/05/16
ISBN-13 978-4-8425-0568-8 C3061
ISBN-10 4-8425-0568-0
JAN 1923061036001
図書館: カーリル
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目次

序章 アニマルウェルフェアフードシステム開発の論理

第1章 日本型アニマルウェルフェア畜産のフードシステム開発の課題
1. 放牧,野草の飼料利用,家畜福祉からの日本型畜産の未来像
2. アニマルウェルフェア食品の流通動向
3. アニマルウェルフェアと消費者イメージ
―有機牛乳を対象として―
4.「アニマルウェルフェアの考え方に対応した家畜の飼養管理指針
5. 獣医学おける動物福祉教育の変革と課題

第2章 世界のアニマルウェルフェア畜産政策とフードチェーン開発の動向
1. OIEの世界家畜福祉基準の策定動向
2. EUの家畜福祉政策とWQブランド開発政策の動向と課題
3. アニマルウェルフェア鶏卵の小売業競争=英米における鶏卵小売業調査から
4. イギリスの家畜福祉ブランド及びチェーン開発の状況
5. オランダにおけるアニマルウェルフェア畜産の育成とフードチェーン開発
―養豚業界を事例として―
6.アメリカのアニマルウェルフェアの最新動向

第3章 アニマルウェルフェア飼育技術の開発動向
1. 肉用牛の家畜福祉(アニマルウェルフェア)
2. 酪農の家畜福祉
3. 養豚の家畜福祉
4. 舎飼いにおける家畜福祉の改善
―エンリッチメント手法の可能性―
5. アニマルウェルフェア総合評価法と家畜の健康・生産性との関係
6. 乳用牛のアニマルウェルフェアの考え方に対応した飼養管理指針
7. と畜場における家畜福祉
8. 動物福祉飼育技術総論

説明

『日本と世界のアニマルウェルフェア畜産』上巻「人も動物も満たされて生きる」に続き、下巻「21世紀の畜産革命―アニマルウェルフェア・フードシステムの開発―」が2018年5月に刊行されます。

上巻は日本のアニマルウェルフェア畜産を経営されている先進的な牧場の実態をお知らせしましたが、下巻は21世紀に入って畜産先進国である欧米で挑戦されている工場的畜産システムからアニマルウェルフェア畜産への転換「畜産革命」の動向をとらえ、しかも日本でも始められつつあるアニマルウェルフェア畜産の課題を取り上げました。

『日本と世界のアニマルウェルフェア畜産 上下巻』は日本での最初の本格的な家畜福祉についての著作と思います。

とくに、下巻は20数名の専門家によって、家畜飼育生産者から食品企業、消費者までのフードチェーンの開発の実態とその展開する論理を分析しています。

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