目次
口絵
季節の花 季節の花〔198〕-9月の花 ヒメイワダレソウ,ミヤマアズマギク,プルネルラ・グランディフローラ,ハナチョウジ,ブルンスビギア・マルギナータ,セロペギア・アンプリアータ
元 島根大学 生物資源科学部
細木高志
論説・総説・資料・実用
野菜栽培でのボカシ堆肥施与の有効性に関する研究
園芸研究家
三浦周行
畜産経営におけるDX技術とアニマルウェルフェアによるSDGs対応
―畜産経営の持続可能な開発目標対応調査事業の成果を中心として―
一般社団法人全日本畜産経営者協会(全日畜)
稲田裕司
神谷康雄
内田賢一
山田哲郎
松原英治
伊賀啓文
畜産環境問題と研究動向
―日本畜産環境学会第23回大会について―
新潟食料農業大学 食料産業学部
中井裕
温帯日本におけるキャッサバ栽培の拡大と技術の開発
―群馬県邑楽町アグリファームの取り組みを中心に―
神戸大学大学院人間発達環境学研究科 准教授
原将也
塩基性硫酸銅フロアブル剤のチャ赤焼病防除効果および赤焼病抵抗性の品種間差
国立研究開発法人 農研機構果樹茶業研究部門
吉田克志
連載記事
乳牛のためのミネラルとビタミン〔6〕
鉄(iron)
信州大学 名誉教授
辻井弘忠
構造変動の現局面〔6〕
~栃木県・塩谷南那須管内の状況~
東京大学大学院農学生命科学研究科
安藤光義
都市の土壌環境と樹木の生育〔3〕
―滞水の影響―
東京農業大学 地域環境科学部 造園科学科 教授
鈴木貢次郎
国土交通省住宅局
松永佳子
技術普及と持続可能な農業〔4〕
―兵庫県豊岡市における生物多様性保全型農業―
九州大学大学院農学研究院
上西良廣
花の香り12か月
9月:キク
国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構
野菜花き研究部門 露地生産研究領域
大久保直美
農界ニュース
説明
〔論説・総説・資料・実用〕
畜産経営におけるDX 技術とアニマルウェルフェアによるSDGs 対応
―畜産経営の持続可能な開発目標対応調査事業の成果を中心として―
わが国の畜産業は、円安、新型コロナウイルスのパンデミック、ロシアのウクライナへの侵攻、イスラエルとアメリカによるイラン攻撃による世界的な経済の混乱などにより飼料、肥料、燃料をはじめとした生産資機材価格の高騰および入手困難、地球温暖化による気候変動や大規模自然災害、さらには生産者の高齢化などによる担い手不足などにより生産基盤の脆弱化、生産費上昇を反映できない畜産物価格形成の仕組みなどにより多くの畜産経営者が経営持続の危機に直面している。
そのなかで、2015年の国連サミットで採択され、「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に掲げられた、「持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)」では、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指すため17のゴールと169のターゲットを設定している。SDGsは全世界で取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり、日本としても積極的に取り組んでいる。このため畜産経営者もSDGsに対する意識が高く、畜産DX(デジタルトランスフォーメーション)、アニマルウェルフェア(AW)などへの対応を志向している。
畜産生産者の団体である一般社団法人全日本畜産経営者協会(全日畜)は、日本中央競馬会(JRA)の畜産振興事業による助成を受け2024 ~ 2025年度の2年間、「畜産経営の持続可能な開発目標対応調査事業」を実施した。
この事業は、わが国の畜産においてSDGsの達成に向け、家畜生産に係る環境負荷軽減やAWに配慮した飼養管理の普及などに取り組むことが生産者に求められていることから、商系飼料メーカーの飼料を利用する全国・全畜種の畜産経営者を対象として、特に生産者の関心の高い畜産DX技術とAWの取り組み状況を調査して、課題および解決方策などの結果を公表し、畜産経営の安定および発展に資することを目的とする。
本稿では、本事業の成果を紹介する。
一般社団法人全日本畜産経営者協会(全日畜)
稲田裕司
神谷康雄
内田賢一
山田哲郎
松原英治
伊賀啓文
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