機械の研究 2019年1月1日発売 第71巻 第1号

2,750 (税込)

本誌「機械の研究」は、1949年(昭和24年)、それまでの
機械工学の概念を脱却して、工学・工業の一環としての機
械工学に関する新しい研究と技術の進歩を提供する事をそ
の主眼に創刊した月刊誌です。工学全般・工業に関連した
研究分野において、最新かつ重要な学理および興味深い研
究成果を平易に解説しています。

判型 B5判
発行日 2019/01/01
JAN 4910028170196
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目次

展望・総説・解説

摩擦攪拌接合継手の強度と疲労(7)/植松美彦・戸梶惠郎
ウォーターミストによる火災の消火及び爆発の防止(3)/吉田亮

連載講座

機械構造用金属材料の超高サイクル疲労(12)/酒井達雄
パリ協定以降の世界と日本のエネルギー動向(10)
―火力発電の課題と将来展望 その2―/伊藤義康
CFDの基礎講座(12)
階層構造型立方体格子と離散ナブラ演算子法/棚橋隆彦
産業安全工学(16)―不安全行動の選択と行動心理分析―/堀田源治
固相変態を伴う材料挙動とモデリング(1)―熱処理シミュレーションの概論―/岡村一男

コラム:一杯のコーヒーから(144)

AHFE 2018(Thunderstormに振り回された日々)/福田収一

新刊紹介
工学・工業界ニュース

説明

新連載「固相変態を伴う材料挙動とモデリング」

熱処理シミュレーションにおいて必要となる各種の材料特性について、
鋼材や金属組織による材料特性の違いや、実測された材料特性データを
シミュレーションの入力として用いるまでの方法論と、どの材料特性が
化学成分からの計算で代替できるかについて解説する。

鋼材の化学成分から材料特性を予測する手段としては、
現在では商用ソフトも提供されておりその利用も考えられるが、
商用ソフトへの初期投資を行わなくても予測できる方法として、
表計算によって材料特性を予測する方法を中心に紹介する。

そして材料特性のモデル化とその利用が、
シミュレーションの精度向上に及ぼす影響を明らかにしていく。

(新日鐵住金(株) 技術開発本部 フェロー 岡村一男)

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