説明
新連載「固相変態を伴う材料挙動とモデリング」
熱処理シミュレーションにおいて必要となる各種の材料特性について、
鋼材や金属組織による材料特性の違いや、実測された材料特性データを
シミュレーションの入力として用いるまでの方法論と、どの材料特性が
化学成分からの計算で代替できるかについて解説する。
鋼材の化学成分から材料特性を予測する手段としては、
現在では商用ソフトも提供されておりその利用も考えられるが、
商用ソフトへの初期投資を行わなくても予測できる方法として、
表計算によって材料特性を予測する方法を中心に紹介する。
そして材料特性のモデル化とその利用が、
シミュレーションの精度向上に及ぼす影響を明らかにしていく。
(新日鐵住金(株) 技術開発本部 フェロー 岡村一男)
レビュー
レビューはまだありません。