土壌微生物実験法 第3版

5,280 (税込)

旧著に,最新の測定法・解析法・統計手法などを新たに加え全面改訂.

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判型 A5判
第1版
ページ数 375
発行日 2013/06/20
ISBN-13 978-4-8425-0516-9 C3061
ISBN-10 4-8425-0516-8
JAN 1923061048004
図書館: カーリル
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目次

まえがき
第1部 土壌微生物実験を始めるに当たって
第1章 土壌の取り扱い
第2章 微生物の取り扱い
第3章 分子生物学的手法の取り扱い
第4章 微生物の保存
第5章 微生物の分類と同定
第6章 微生物実験に関連した統計手法
第2部 微生物数・量・活性の測定
第7章 直接検鏡法
第8章 希釈平板法
第9章 MPN法
第10章 原生動物
第11章 微生物バイオマス
第12章 微生物活性
第3部 微生物群集構造解析
第13章 DNA/RNAを用いた各種解析法
第14章 リン脂質脂肪酸(Phospholipid fatty acid:PLFA)測定法
第15章 キノンプロファイル
第16章 Stable Isotope Probing(SIP)
第17章 基質資化パターン
第4部 特定微生物の解析 その1 −土壌伝染性病原菌など−
第18章 生態観察法
第19章 土壌伝染性病原菌
第20章 各種微生物を用いた生物防除
第21章 菌根菌
第22章 メタン生成・酸化菌
第5部 特定微生物の解析 その2 −窒素循環に関与する微生物−
第23章 窒素固定活性の測定(新編より)
第24章 根粒菌
第25章 フランキア
第26章 単生窒素固定菌
第27章 硝化菌
第28章 脱窒菌
付 録・索 引

説明

今回刊行する実験法は,初心に戻るという意味を込めて,初版と同じ題名とした. これは,土壌微生物分野では,新たな手法が各分野に次々と取り入れられる一方,40年近く以前と今日とで重要性がほとんど変わらない手法もあるからである.
基本は「新編 土壌微生物実験法」の内容を踏襲する一方,DNA/RNA抽出法,DNAを用いた各種解析法,リン脂質脂肪酸やキノンプロファイルに基づく群集構造解析法,SIP法などを新たに加えた.それに伴い統計手法も新たに紹介した.
また,我が国で問題となっている主要な病原菌を紹介するだけでなく,それらの生物防除に関する研究手法も記載した.一方で,土壌環境分析法(博友社,1997)に掲載されている項目は簡略化あるいは削除した.
その結果,
 本実験法は
 第1部:土壌微生物実験を始めるにあたって
 第2部:微生物数・量・活性の測定
 第3部:微生物群集構造解析
 第4部:特定微生物の解析 その1 −土壌伝染性病原菌など−
 第5部:特定微生物の解析 その2 −窒素循環に関与する微生物−
 の5部構成となった.
なお,前版までと同様,付録には培地や染色液の組成,MPN表を用意し,また,硝化菌・脱窒菌や土壌伝染性病原菌など特定微生物を検出するためのプライマー情報を掲載したので,活用されたい.

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