畜産の研究 2020年6月1日発売 第74巻 第6号

戦後、日本の畜産は先進国に一刻も早く追いつこうと、暗中模索のうちに数多くの研究が行われていました。そのような背景のもとで、昭和22年に姉妹誌である「農業および園芸」から、注目を浴び始めた畜産分野を独立させたのが本誌です。本誌は畜産研究関係者の中でも、試験研究所・大学先進農家に主な読者層を有し、研究要報や農家の経営事例をはじめとし、さまざまな情報を提供し続けています。

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判型 B5判
発行日 2020/06/01
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目次

産業動物

世界と日本のアニマルウェルフェア畜産ビジネスの新展開(3)
―養牛産業におけるAW食品ビジネスとイノベーション―
連載の趣旨と構成
(日本獣医生命科学大学名誉教授)松木洋一

世界と日本のアニマルウェルフェア畜産ビジネスの新展開(3)
―養牛産業におけるAW食品ビジネスとイノベーション―
第8回 正しい理解でアニマルウェルフェア畜産を実践する
―乳肉牛飼育における実践的取り組み―
(信州大学学術研究院農学系)竹田謙一

日本の畜産と農業のレビュー
~その4 日本の国土でどれだけの数の大家畜が飼えるか①~
(畜産飼料調査所主宰)阿部 亮

家畜飼養管理の実践(6)
―子牛の育成管理-1―
(元東京農業大学)佐藤光夫
(静岡県立農林環境専門職大学生産環境経営学部)祐森誠司

飼料学(183)
―昆虫の飼料化―
(静岡県立農林環境専門職大学)祐森誠司
(元東京農業大学)佐藤光夫
((一社)日本科学飼料協会)石橋 晃

生物統計学講座(1)
―基礎数値の算出―
(元慶応義塾大学総合政策学部非常勤講師)小林克己

ベトナム及びダナン市の経済と工業団地の状況
(森山獣医師技術士事務所 代表,技術士(農業),獣医師,博士(農学))森山浩光

日野水一郎のアルペン酪農
(中洞牧場,東京農業大学客員教授,帯広畜産大学非常勤講師)中洞 正

Dr. Ossyの畜産・知ったかぶり(108)
希少家畜について 番外編㉖
(麻布大学名誉教授)押田敏雄
(麻布大学名誉教授)猪股智夫
(静岡県立農林環境専門職大学生産環境経営学部)祐森誠司

糖質制限から見えるこれからの食と健康および農牧業技術協力(その20)
―糖質制限を化学する:日本における過剰施肥土壌の実態―
((株)宏大,エクアドル リトラル工科大学)冨田健太

説明

世界と日本のアニマルウェルフェア畜産ビジネスの新展開」についての連載は,養鶏産業編,養豚産業編,養牛産業編という分野別に取り上げる企画である。2019年2号に第1回をスタートし、今回の養牛産業(酪農および肉牛)編が第8回目となる。

この養牛産業編では,粗飼料を基礎としながらも濃厚飼料依存型で家畜の自由を閉じ込めてきた工場的畜産システムが支配的な現状からアニマルウェルフェア畜産システムへの転換の課題に焦点を置き,欧米畜産先進国が進めているAW畜産への転換=いわゆる“畜産革命”に対応する日本の養牛業界と食品産業界および消費者が取り組むべき課題を3回(6~8号)に分けて取り上げる。

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