畜産の研究 2017年10月1日発売 第71巻 第10号

戦後、日本の畜産は先進国に一刻も早く追いつこうと、暗中模索のうちに数多くの研究が行われていました。そのような背景のもとで、昭和22年に姉妹誌である「農業および園芸」から、注目を浴び始めた畜産分野を独立させたのが本誌です。本誌は畜産研究関係者の中でも、試験研究所・大学先進農家に主な読者層を有し、研究要報や農家の経営事例をはじめとし、さまざまな情報を提供し続けています。

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判型 B5判
発行日 2017/10/01
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目次

小特集 人や動物の暮らしに関わる環境研究

日本畜産環境学会第16回大会について
(東北大学大学院農学研究科 動物環境システム学分野)
中井 裕

温泉熱利用小型メタンシステムによるコミュニティ再生
(東北大学大学院農学研究科)
多田千佳

産業動物

ベトナム国ハノイ市バヴィの酪農
(獣医師・技術士(農業))
森山浩光

中国亜熱帯・広東省山岳地の貧栄養土壌・灌木林における山羊放牧
1. 山羊放牧をする農家
(茨城大学名誉教授 農学博士・理学博士)
塩見正衛

哺乳類の卵子と初期発生(4)
―真獣類と有袋類の特性―
((元東北大学農学部教授)
菅原七郎

実践飼料学の失敗と成功(26)
―品質管理半世紀の軌跡から―
(本澤技術士事務所)
(飼料・ペットフードコンサルタント)
本澤清治

飼料学(150)
―飼料中の有害物質 有毒植物(poisonous plants)(1)―
((国研)農研機構 動物衛生研究部門)
山中典子
(東京農業大学)
祐森誠司
((一社)日本科学飼料協会)
石橋 晃

Dr.Ossyの畜産・知ったかぶり(76)
(東京農業大学客員教授)
(麻布大学名誉教授)
押田敏雄

エクアドルにおける活動(その3)
―インバブーラ県における酸性・塩類土壌別化学的特性の解析と地域村民の鉄欠乏貧血との関係(一仮説)―
((株)宏大)
冨田健太郎

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