農業および園芸 2026年10月1日発売 第101巻 第10号

2,420 (税込)

農学・農業上の新しい研究と実際増益に役立つ内外の新説を、迅速かつ正確に提供することを主眼に毎号、現在直面している話題を巻頭に、論説・総説・資料、実用記事、研究要報、外国文抄録、連載記事、新品種解説、ニュースなどを掲載のわが国唯一の農業総合誌です。最新知見の収集にぜひご購読下さるようお薦めします。

在庫あり

この商品の発売予定日は2026年10月1日です。

判型 B5判
発行日 2026/10/01
JAN 4912073031064
※当サイトの書影データはご自由にお使いください。
書影のダウンロード: メイン画像, サブ画像[1]

目次

口絵

季節の花〔199〕-10月の花 マユハケオモト,コリダリス・ルテア,アメリカチシャノキ,ディレニア・フィリピネンシス,シャンプージンジャー,インパティエンス・レペンス

元 島根大学 生物資源科学部
細木高志

論説・総説・資料・実用

室内野菜栽培でのLED消費電力削減に関する研究

園芸研究家
三浦周行

移植水稲栽培における除草剤の体系処理によるナガエツルノゲイトウ防除効果

農研機構植物防疫研究部門
井原希

日本における家族農業およびアグロエコロジー関連の政策の変化
―国連の啓発活動による影響―

愛知学院大学 教授
関根佳恵

ユニークな来歴のツバキ〔2〕
センカクツバキの花芽の発達

九州大学 名誉教授
園芸福祉研究所
松尾英輔

圃場における気温測定データと近隣アメダスおよびメッシュデータ間比較とそれらのデータを用いた指標算出値の比較

国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構 本部 管理本部
臼井靖浩

 除草剤感受性の比較
―5種同時発芽生長試験法による維管束植物評価―

産業技術総合研究所 ネイチャーポジティブ技術実装研究センター
上田紘司

 スマート農業時代に考える「減農薬運動」の意義

甲南女子大学 社会学部総合社会学科生活環境学専攻 准教授
藤原厚作

アンビエント質量分析を用いた簡便・迅速な農作物の品質成分分析

名古屋大学大学院生命農学研究科
有瀧慎太朗
白武勝裕

京都大学大学院農学研究科
石橋美咲

横浜市立大学大学院生命ナノシステム科学研究科
関本奏子

連載記事

電子商取引を利用した農産物マーケティングの日中比較〔1〕
日本での農業者の電子商取引による農産物販売の特性と可能性

名古屋大学
徳田博美

乳牛のためのミネラルとビタミン〔7〕
亜鉛(Zinc)

信州大学 名誉教授
辻井弘忠

構造変動の現局面〔7〕
~農業集落単位での構造変動把握のための課題~

東京大学大学院農学生命科学研究科
安藤光義

花の香り12か月
10月:キンモクセイ

国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構
野菜花き研究部門 露地生産研究領域
大久保直美

農界ニュース

説明

〔連載記事〕
電子商取引を利用した農産物マーケティングの日中比較〔1〕
―日本での農業者の電子商取引による農産物販売の特性と可能性―

現在、インターネットは情報流通の社会インフラとして、世界中で整備が進み、あらゆる分野で欠かせないものとなっている。商取引においてもインターネットは新たなツールとなっており、インターネットを介した商取引である電子商取引は、主要な流通チャネルとなっている。それは農産物流通でも同様であり、電子商取引は拡大しており、農業者にとっては新たなビジネスチャンスを生み出すものとしての期待も高まっている。

しかし、農産物は、商品取引全体のなかでは電子商取引の比率は低い品目である。特に日本においては、拡大しているとはいえ、依然低い水準にある。

日本の農産物流通で電子商取引の比率が低いのは、日本は DX 化で遅れを取っており、農産物流通に限らず、商取引全体として電子商取引の比率は相対的に低いこともあるが、農産物流通を取り巻く環境も電子商取引の展開に影響していることも見逃すことはできない。農産物に限ったことではないが、電子商取引が発展する前からさまざまな流通チャネルを通じて取引はおこなわれており、電子商取引の拡大は、そのなかに割って入っていく必要があり、既存の流通チャネルとの競争となるので、どのような流通チャネルとの競争となるのかは、電子商取引の展開に大きく影響する。また市場が拡大しているか、停滞しているかという市場動向も、電子商取引の展開に影響する。

本稿は以上のような観点から、日本とともに、農産物の流通環境の違いが大きく、電子商取引が世界的にみてももっとも発展している国の 1 つである中国における農産物流通での電子商取引の実態を明らかにし、両者を比較分析することから、農産物通流通における電子商取引の特性と、電子商取引の発展が農産物の流通体系に与える影響を検討する。

なお、本稿は次回以降も含めて科学研究費助成事業(課題名:電子商取引を利用した農水産物マーケティングの日中比較研究(19K06273))による研究成果にもとづいている。

 

名古屋大学
徳田博美

レビュー

レビューはまだありません。

“農業および園芸 2026年10月1日発売 第101巻 第10号” の口コミを投稿します

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です