機械の研究 2020年9月1日発売 第72巻 第9号

2,750 (税込)

本誌「機械の研究」は、1949年(昭和24年)、それまでの
機械工学の概念を脱却して、工学・工業の一環としての機
械工学に関する新しい研究と技術の進歩を提供する事をそ
の主眼に創刊した月刊誌です。工学全般・工業に関連した
研究分野において、最新かつ重要な学理および興味深い研
究成果を平易に解説しています。

判型 B5判
発行日 2020/09/01
JAN 4910028170905
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説明

新連載「Flowsquare+による数値熱流体力学」

本連載では、手軽に数値熱流体解析を実施可能なFlowsquare+の使い方およびFlowsquare+を用いた数値流体力学(CFD)について解説する。ここで、「手軽に」というのは、多くの熱流体解析ツールの利用において通常必須である、

  • 仮想環境などの特別な環境構築や外部ソフトのインストール
  • ユーザー関数作成
  • CADツールによるモデル作成(境界条件作成)
  • 計算メッシュ作成
  • 前処理および後処理

などの手順の必要がなく、流体シミュレーションの実施が可能という意味である。

また、以下にFlowsquare+の開発コンセプトを公式サイト(https://fsp.norasci.com/)より抜粋する。

Flowsquare+(フロースクエア・プラス)は、手軽に使える流体シミュレーション・ソフトウェアです。安価(無料)で、易しい操作性を有する流体解析ツールにより、数値流体力学を身近にするという目的で開発されました。

つまり、Flowsquare+は、流体シミュレーションに直接関係のない手順を極力自動化・簡略化し、非専門家を含むユーザーができるだけ抵抗を感じることなく解析を実施できるような、数値熱流体解析ツールなのである。

このように易しい操作性を有するFlowsquare+ではあるが、数値流解析固有の物理的・数値的な要求や制約から無縁というわけではない。Flowsquare+を用いると、より多くのユーザーが流体解析を実施し、カラフルで説得力のある可視化結果を得ることができる。しかし、その可視化結果の信頼性やシミュレーションに用いた仮定の妥当性を把握するには、流体の特性だけでなく、ソルバーに採用されている数値手法の理解も必要である。もちろん、これら知識は、Flowsquare+を用いた流体解析のみに必要なのではなく、市販の数値熱流体解析ツールを用いた場合も同様に必須である。

したがって本連載では、Flowsquare+の利用方法だけでなく、数値流体解析をより効果的に活用するための物理的・数値的な知識やその使い方も紹介しつつ、Flowsquare+を用いた数値熱流体力学について解説する。

Nora Scientific代表
東京工業大学 工学院 助教
源 勇気

目次

連載講座

流体シミュレーション・ソフトウェア講座
Flowsquare+による数値熱流体力学(1)

Nora Scientific 代表
東京工業大学 工学院 助教
源 勇気

パリ協定以降の世界と日本のエネルギー動向(29)
電力貯蔵システムの課題と展望 その1

一般財団法人 航空宇宙技術振興財団 評議員
伊藤義康

詳しく学ぶ ねじ締結の基礎(19)

酒井ねじ締結相談室 室長 工学博士
日本機械学会フェロー
酒井智次

データで学ぶ 超耐熱合金切削の基礎技術とトラブル対策(19)
第7章 正面フライス切削の基礎技術(1)

ものづくり人材育成塾 難削材切削技術研究所
狩野勝吉

CFDの基礎講座(32)
双対時間進行(DTS:dual time stepping)法

慶應義塾大学 名誉教授
棚橋隆彦

産業安全工学(34)
安全倫理(1)

有明工業高等専門学校 創造工学科 教授
堀田源治

コラム:一杯のコーヒーから(164)

知について考える(その4)
―本能を活用しよう―

Stanford University visiting professor
慶應義塾大学 顧問
福田収一

新刊紹介

 

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