畜産の研究 2021年7月1日発売 第75巻 第7号

戦後、日本の畜産は先進国に一刻も早く追いつこうと、暗中模索のうちに数多くの研究が行われていました。そのような背景のもとで、昭和22年に姉妹誌である「農業および園芸」から、注目を浴び始めた畜産分野を独立させたのが本誌です。本誌は畜産研究関係者の中でも、試験研究所・大学先進農家に主な読者層を有し、研究要報や農家の経営事例をはじめとし、さまざまな情報を提供し続けています。

判型 B5判
発行日 2021/07/01
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説明

今月のピックアップ

世界と日本のアニマルウェルフェア畜産ビジネスの新展開(4)
―新しい農畜産業とアニマルウェルフェアの進化―
第12回 アニマルウェルフェア型畜産経営の分析課題

欧州委員会が発表した「欧州グリーンディール」と、「Farm to Fork戦略」を受けて、日本の農業政策は大きな転換点を迎えることとなった。
畜産もその例外ではない。
今年は「国連食料サミット」(2021年9月)が開催されることから、持続可能な農業・食料システムの方向性と在り方がよりいっそう明確になるであろう。
そこで今月号は、日本国内の有機畜産・アニマルウェルフェア畜産の可能性と、いかに持続可能な畜産を構想できるのかを検討していく。

立教大学経済学部経済政策学科 大山利男

目次

産業動物

世界と日本のアニマルウェルフェア畜産ビジネスの新展開(4)
―新しい農畜産業とアニマルウェルフェアの進化―
第12回 アニマルウェルフェア型畜産経営の分析課題

立教大学経済学部経済政策学科 大山利男

マンスリーレポート 日本の畜産事情
~その4.北海道酪農と都府県酪農~

畜産飼料調査所主宰 阿部 亮

今後の輸出促進に備えた健全な畜産経営発展のキーポイント
―A オランダにおける脱臭システムとバイオマスガス発電―

元鹿児島県農政部畜産課長 北野良夫

人類の進化と新しい畜産技術;ゲノム編集

元農林水産省畜産試験場・近畿大学名誉教授 角田幸雄

生物統計学講座(13)
―クラスター分析―

元(独)製品評価技術基盤機構(NITE)
安全審査課非常勤技術専門職 小林克己

哺乳動物の精子(5)
―精子の歩んだ道―

信州大学名誉教授 辻井弘忠

飼料学(196)
竹類の飼料化 ―成分と飼料価値―

静岡県立農林環境専門職大学 祐森誠司
(一社)日本科学飼料協会 石橋 晃

Dr. Ossyの畜産・知ったかぶり(121)
スポーツと動物①

麻布大学名誉教授 押田敏雄
静岡県立農林環境専門職大学生産環境経営学部 祐森誠司

コロナ禍等に伴う食糧危機・これからの農牧生産・食糧増産戦略の必要性(7)
―中国における食糧生産実情(その5)およびアフリカ豚熱(1)―

(株)宏大 & エクアドル,リトラル工科大学 冨田健太郎

「ワクチン接種」だけでは防御できない豚熱
-子豚と野生イノシシの対策を!-

獣医師,Texas A & M.,Ph.D. 小野嘉隆

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