動物飼養学

6,820 (税込)

家畜のみならず,実験動物,愛玩動物,展示動物,さらには魚類と昆虫の飼養についても記述

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判型 B5判
第1版
ページ数 320
発行日 2011/03/30
ISBN-13 978-4-8425-0483-4 C3061
ISBN-10 4-8425-0483-8
JAN 1923061062000
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目次

第1章 栄養素,その消化,吸収および代謝
1)栄養素
2)栄養素の消化
3)栄養素の吸収
4)栄養素の代謝

第2章 エネルギー
1)栄養素のエネルギー
2)ATP消費と飼料栄養素からのATP合成
3)基礎代謝と維持エネルギー
4)エネルギー利用効率

第3章 飼 料
1)飼料の種類
2)飼料の安全性確保および品質の改善に関する法律(飼料安全法)
3)安全性の担保
4)飼料の加工と貯蔵
5)飼料の給与

第4章 飼料価値の評価
1)In vitroによる方法
2)In vivoによる方法
3)エネルギーを中心とする評価法
4)タンパク質とアミノ酸を中心とする評価法
5)飼料の鑑定による方法
6)飼料の適正価格の決め方

第5章 飼料原料
1)濃厚飼料
2)粗飼料
3)特殊飼料

第6章 動物の飼養
1)標準飼料成分表と飼養標準
2)反芻動物
3)単胃動物
4)鳥 綱
5)実験動物
6)愛玩動物(ペット,伴侶動物)
7)展示動物
8)魚介その他の水産物
9)昆虫綱

付 表
Ⅰ 飼料成分と栄養価
Ⅱ 養分要求量
索 引

説明

最近の家畜の栄養と飼養,飼料の生産などの分野における研究の進展,技術の革新には目覚しいものがある。家畜の育種改良,繁殖技術の分野においても同様である。畜産学として蓄積されてきたこれらの知識や技術は産業動物にとどまらず,すべての動物に応用できるものとなっている。

生物の多様性の減少は生物の相互作用に影響し,地球環境の悪化,人類生存への脅威となる可能性がある。絶滅危惧種や希少種のみならず多くの生物種の保護,増殖に対応することが必要となっている。コウノトリやトキの保護,増殖には成功しつつあり,飼養学の領域は新しい役割を担っている。家畜に限らず野生動物を含めた,より多くの動物を視野に入れなければならなくなってきている。

本書は「基礎家畜飼養学(亀髙正夫ら)」の衣鉢を継ぐものであるが,動物の飼養とあるとおり家畜のみならず,実験動物,愛玩動物,展示動物,さらには魚類と昆虫の飼養についても記述した。本書が動物栄養学,飼料学,飼養学の基礎ならびに応用を学ぶ若い学生,院生の教育的効果の高揚に,さらには実際に動物の飼養に携わっている方々の役に立てれば幸いである。

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