農業および園芸 2026年4月1日発売 第101巻 第4号

2,420 (税込)

農学・農業上の新しい研究と実際増益に役立つ内外の新説を、迅速かつ正確に提供することを主眼に毎号、現在直面している話題を巻頭に、論説・総説・資料、実用記事、研究要報、外国文抄録、連載記事、新品種解説、ニュースなどを掲載のわが国唯一の農業総合誌です。最新知見の収集にぜひご購読下さるようお薦めします。

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この商品の発売予定日は2026年4月1日です。

判型 B5判
発行日 2026/04/01
JAN 4912073030463
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目次

口絵

季節の花〔193〕-4月の花 オオチョウジガマズミ,タカネスミレ,ウラシマソウ,ムラサキケマン,ツーリッパ・サクサティリス,アマ

元 島根大学 生物資源科学部
細木高志

論説・総説・資料・実用

イチゴの種子繁殖型品種に関する海外での研究

園芸研究家
三浦周行

水田におけるアキアカネ激減の要因を探る

国立環境研究所 生物多様性領域
中西康介

緑肥作物を用いた水稲の有機栽培

名城大学農学部
礒井俊行

植物根系における植物寄生性線虫の寄生程度を定量するための根箱

国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 植物防疫研究部門
岡田浩明

宮城県育成イチゴ新品種「みやぎi3号」のうどんこ病,萎黄病および炭疽病の発病程度

宮城県農業・園芸総合研究所
格井晶吾

北海道の普通畑土壌におけるリン蓄積と加工用バレイショ栽培におけるリン減肥の可能性

帯広畜産大学グローバルアグロメディシン研究センター
谷 昌幸

農畜産業の現状と課題

千葉県立農業大学校畜産学概論講師
農場 HACCP 指導員・認証審査員
獣医師
前之園孝光

連載記事

トマトの尻腐れ果を中心とした生理障害の理解と発生機構〔3〕

東北大学農学研究科
金山喜則

テンサイの網羅的観測から得られた新知見〔2〕
群落微気象環境

国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構 中日本農業研究センター
臼井靖浩

農業水路や河川における回遊魚の動態(3)
~落差工と起伏ゲートのある農業水路における個体ベースのアユ遡上モデリング~

京都大学大学院農学研究科
藤原正幸

石川県立大学生物資源環境学部
一恩英二

愛媛大学大学院農学研究科
泉 智揮

石川県立大学生物資源環境学部
長野峻介

北陸先端科学技術大学院大学先端科学技術研究科
吉岡秀和

花の香り 12か月
4月:チューリップ

国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構
野菜花き研究部門 露地生産研究領域
大久保直美

構造変動の現局面(1)
~秋田県・平坦水田地帯周縁における担い手経営の実態~

岩手大学 教授
中村勝則

持続可能な農業のマーケティング
低窒素型農畜産業を軸とした食料循環に関する学際研究〔1〕

京都大学大学院地球環境学堂
吉野 章

農界ニュース

説明

〔記事ピックアップ〕水田におけるアキアカネ激減の要因を探る

水田は国内の食料生産を支える主要な農地であると同時に、多様な生物にとって生息や繁殖の場となっており、生物多様性保全においても重要な役割を果たしている。春から夏にかけて湛水された水田は、一時的に湿地環境として機能し、プランクトン、貝類、水生昆虫類、魚類、カエル類など、さまざまな生物がその水環境を利用する。また、水田はサギ類などの鳥類の採餌場所にもなる。

「田んぼの生きもの全種データベース」によると、日本の水田およびその周辺環境でみられる生物(以下、水田生物)は6305種にのぼる。微生物など、調査が十分に進んでいない分類群も多く存在し、実際にはさらに多くの生物が水田を利用していると考えられる。しかし近年、圃場整備、農薬の使用、耕作放棄、外来種の侵入など、水田を取り巻くさまざまな環境の変化にともなって、かつては普通にみられる種であった水田生物の多くが個体数を減らし、環境省や地域版のレッドリストに絶滅危惧種としてリストアップされる例も少なくない。

本稿では、水田生物の代表的な種であり、かつては日本各地で普通にみられたが、1990年代後半以降に全国的な激減が報告されたアキアカネ(Sympetrum frequens)に焦点をあて、その減少要因の解明に統合的なアプローチで迫った著者らの研究を中心に紹介する。

国立環境研究所 生物多様性領域
中西康介

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