機械の研究 2021年5月1日発売 第73巻 第5号

2,750 (税込)

本誌「機械の研究」は、1949年(昭和24年)、それまでの
機械工学の概念を脱却して、工学・工業の一環としての機
械工学に関する新しい研究と技術の進歩を提供する事をそ
の主眼に創刊した月刊誌です。工学全般・工業に関連した
研究分野において、最新かつ重要な学理および興味深い研
究成果を平易に解説しています。

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判型 B5判
発行日 2021/05/01
JAN 4910028170516
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説明

記事ピックアップ
「工学的アプローチによる生体組織構築」

2021年現在、新型コロナウイルス感染症は1年以上にわたって世界中に猛威を振るっており、間違いなく人類史に大きく爪痕を残す出来事となるだろう。

われわれ人類が未知のウイルスと対峙する際、最も重要であるといっても過言ではない技術は医療行為である。古くから、先人達が知識と経験を蓄積し、それを後代へと伝えることで、今日の医療技術は大きく発展を遂げている。いうまでもなく、これら医療技術のめざましい進歩は、医学や生物学の研究者による功績に因るものが大きいが、近年では医工連携という言葉が生まれたように工学的アプローチによる研究も注目を浴び始めている。

工学の人間がこのような医学・生物学の最先端研究を想起した場合、多くの人々は動物実験や臨床試験に代表される生体内(in vivo)環境での研究をイメージするだろう。

しかし最近では、倫理的側面やコストなどの理由から、生体外(invitro)環境下において生体組織を構築し、病理解明や薬効試験への使用、ひいては移植治療への応用などを目指す研究が盛んにおこなわれている。In vitroにおいてin vivo環境を精密に模倣するためには、温度や湿度、外部環境から加えられる刺激などを正確に再現することが求められる。

すなわち、in vivo主体の研究からin vitro主体の研究へとシフトしている現代においては、生体組織構築に対する工学的なアプローチはむしろ必須要綱となってくるのである。

このような、多くの人々にとってはまだ馴染みの薄いであろう「組織構築」×「機械工学」の研究について、本報では紹介する。

慶應義塾大学 理工学研究科
村松淳平
(教授)尾上弘晃

目次

展望・総説・総論

データ同化技術の工学設計への応用 その1

産業技術総合研究所
インダストリアルCPD研究センター 主任研究員
三坂孝志

東北大学 流体力学研究所
航空宇宙流体工学研究分野 リサーチプロフェッサー
大林 茂

工学的アプローチによる生体組織構築

慶應義塾大学 理工学研究科
村松淳平
(教授)尾上弘晃

3Dデジタルモデルをベースとするものづくり関連規格(国内及び海外の状況)

関東学院大学
理工学部 機械学系 教授
金田 徹

連載講座

CFDの基礎講座(40)
量子力学と量子コンピュータへの入門 その1

慶應義塾大学 名誉教授
棚橋隆彦

機械加工における雰囲気が加工現象に及ぼす影響(4)
浸漬法による潤滑機構中の塗布効果の割合究明

岡山理科大学 工学部
機械システム工学科 名誉教授
金枝敏明

流体シミュレーション・ソフトウェア講座
Flowsquare+による数値熱流体力学(9)
≫シミュレーション用の入力ファイルはこちら

Nora Scientific 代表
東京工業大学 工学院 助教
源 勇気

詳しく学ぶ ねじ締結の基礎(34)~(36)
第6部 一般ねじ部品(2)~(4)

酒井ねじ締結相談室 室長 工学博士
日本機械学会フェロー
酒井智次

パリ協定以降の世界と日本のエネルギー動向(37)
発電システムの将来展望 その 3

一般財団法人 航空宇宙技術振興財団 評議員
伊藤義康

コラム:一杯のコーヒーから(172)

発想の時代

Stanford University visiting professor
慶應義塾大学 顧問
福田収一

特別講座:機械系大学院入試問題演習(5)

材料力学:神戸大学2019年夏季実施より

神奈川大学 名誉教授
伊藤勝悦

工学・工業界ニュース

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