説明
本書は、農学を学ぼうとしている高校生や大学生、また農学に関心のある一般の方々にとって、最新の知見を取り入れた分かりやすくて魅力的な入門書です。
私たちは21世紀を生きる上で、食料、生命、環境科学などに関する数多くの課題に直面しています。たとえば食料不足、農耕地の疲弊や砂漠化、食糧自給率の低下、食の安全、資源の枯渇、環境の破壊、生物多様性の減少、地球温暖化、酸性雨などの自然科学分野の問題。さらには、地域社会の機能低下と活性化や農林水産業政策の今後の展開といった社会科学に関する課題まで、実にさまざまです。直近のところでは自然災害・原発問題・TPP参加・オリンピック開催も含まれるでしょう。
これらの諸課題を多面的に扱い、科学技術や政策などを包括し、解決策を探求する学問分野が農学です。そこで農学の必要性とその考え方の重要性について、各分野20名の著者がやさしく解説し、今後の方向性や課題および展望までを示しています。 私たちの生活に深く関わる農学を学ぶことは、人生をより豊かにするために不可欠な知識を手に入れることと同じです。本書をきっかけに農学の門を叩いてみてはいかがでしょうか。きっとプラスの発見があると思います。
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