北里大学農医連携学術叢書 第11号 農医連携論 ―環境を基とした農と医の連携―

3,080 (税込)

病気の予防、健康の増進、安全な食品、環境保全農業、癒しの農などの必要性を記述

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著者:
判型 A5判
第1版
ページ数 291
発行日 2012/04/30
ISBN-13 978-4-8425-0496-4 C3061
ISBN-10 4-8425-0496-x
JAN 1923061028006
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図書館: カーリル
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目次

刊行にあたって

第1章 序 論

第2章 歴史にみる農と医

第3章 農医連携を心した人びと

第4章 農医連携:世界の動向

第5章 農医連携:日本の動向

第6章 代替医療と代替農業

第7章 農医連携各論

おわりに

説明

北里大学は、生命科学の探究をめざす学生が、環境を基盤として農医連携の重要性を認識することは、きわめて重要な事項と考え、平成19(2007)年4月に迎えた学生から「農医連携」に関わる教育を開始しました。医学部の1年生を対象に行う「医学原論」の一部、獣医学部の1年生を対象に行う「獣医学入門Ⅰ」「動物資源科学概論Ⅰ」および「生物環境科学概論Ⅰ」の一部で講義が行われています。 また、平成20(2008)年の4月からは、一般教育部の教養演習で新たに「農医連携論」を開講し、医学部、獣医学部、薬学部、医療衛生学部、生命科学研究所などの教員がこの講義を分担しています。さらに、平成21(2009)年の後期から獣医学部動物資源科学科で「農医連携論」を開講しました。

「農医連携」の講義では、農と医の歴史的な類似性、農医連携の重要性を主張した歴史的な人びと、農医連携の世界の動向、代替医療と代替農業、食事と体・心の健康、自然治癒力、農医連携の現代的課題など、さまざまな事象を学びます。その結果、環境を通した農と医に関わる現実を理解し、農医連携の科学の必要性を習得します。

病気の予防、健康の増進、安全な食品、環境を保全する農業、癒しの農などのために、すなわち、21世紀に生きる人びとが心身ともに幸せになるために、農医連携の科学や教育の必要性は強調されてもされすぎることはないでしょう。

上述した農医連携教育の一部を「北里大学農医連携学術叢書 第11号 農医連携論-環境を基とした農と医の連携-」と題して発刊したのがこの冊子です。環境を通した農と医の問題に対する新たな発想や示唆が、この冊子から生まれ、農医連携の研究と教育、さらには普及が少しでも進展することを期待しています。

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