新編 家畜比較発生学

8,640 (税込)

前書の改著版に中・小動物の項目を加筆し、更に「胚性幹細胞」、「遺伝学」の最新知見も記述の新版。

在庫あり

判型 B5判
第1版
ページ数 190
発行日 2005/03/10
ISBN-13 978-4-8425-0370-7 C3061
ISBN-10 4-8425-0370-x
JAN 1923061080004

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目次

第1編 生殖子(生殖細胞)
第1章 生殖子形成(発生)[1節 精子形成(発生):2節 卵子形成(発生):3節 細胞分裂:4節 染色体:5節 精子の形態:6節 卵子の形態:7節 生殖子の生存期間:8節 性の決定と性比]、第2章 受精[1節 排卵:2節 受精:]
第2編 胚子発生
第3章 受精卵の卵割[1節 各種動物による分割の経過:2節 胞胚期の意義:3節 受精卵(胚)の移植:4節 発生工学的展望]、第4章 胚子着床[1節 胚子の子宮への到達経過:2節 着床の意義と様式:3節 脱落膜:4節 発生経過で変わる「胚子」の名称]、第5章 胚葉の発生―原腸胚期[1節 原腸胚期の意義:2節 ナメクジウオの原腸形成:3節 カエルの原腸形成:4節 家禽の原腸形成:5節 家畜の原腸形成]、第6章 胚葉の分化[1節 脊索の形成:2節 神経管の出現:3節 体節の出現と体腔の形成:4節 消化管の出現:5節 各胚葉から分化する組織と器官]、第7章 胚子被膜と胚子器官の発生[1節 羊膜:2節 絨毛膜:3節 卵黄嚢:4節 尿膜:5節 臍帯]、第8章 胎盤[1節 胎盤の意義:2節 胎盤の分類:3節 胎盤膜の型式:4節 胎盤の血液循環:5節 胎子胎盤系]、第9章 妊娠[1節 家畜の妊娠期間と産子数:2節 多胎妊娠:3節 発生中の胚子の外形の変化:4節 胚子の体長の測定]、第10章 出産[1節 陣痛:2節 出産の経過:3節 孵化(家禽):4節 各家畜(家禽)による新産子の発育度の違い]
第3編 器官発生
A.内胚葉を起原とする器官
第11章 消化器の発生[1節 消化管両端と外界との交通:2節 口腔とその付属器官:3節 鰓腸の分化:4節 食道と胃の発生:5節 腸の発生:6節 肝臓の発生:7節 膵臓の発生]、12章 呼吸器の発生[1節 喉頭と気管の発生:2節 気管支と肺の発生]、第13章 体腔、腸間膜および横隔膜の成立[1節 体腔と腸間膜:2節 横隔膜の出現]3
B.中胚葉を起原とする組織および器官
I.間葉系器官の発生
第14章 支持組織の発生[1節 結合組織の発生:2節 軟骨の発生:3節 骨の発生:4節 軸性骨格の形態発生:5節 頭蓋骨の形態発生:6節 体肢の形態発生]、第15章 筋の発生[1節 筋の組織発生:2節 骨格筋の形態発生]、第16章 循環器系の発生[1節 血管の初期発生:2節 心臓の発生:3節 血管の分化:4節 リンパ系の発生:5節 血球の発生]●178
II.狭義の中胚葉系器官
第17章 泌尿器の発生[1節 前腎の発生:2節 中腎の発生:3節 家畜の後腎とその導管の発生:4節 家禽の後腎とその導管および排泄腔の発生]、第18章 生殖器の発生[1節 生殖巣(生殖腺)の初期発生:2節 生殖巣と生殖道の発生:3節 生殖巣の下降:4節 家禽の生殖巣と生殖道の発生、特に家畜との違い:5節 外生殖器の発生]
C.外胚葉を起原とする器官
第19章 神経系の発生[1節 神経管の組織発生:2節 脊髄の発生:3節 脳の初期発生:4節 脳の各部の発生:5節 末梢神経の発生]、第20章 感覚器の発生[1節 視覚器の発生:2節 平衡聴覚器の発生:3節 味覚器および嗅覚器の発生]、第21章 外皮の発生[1節 皮膚の発生:2節 毛の発生:3節 羽および脚鱗の発生:4節 蹄、鈎爪および角の発生:5節 皮膚腺の発生:6節 乳腺の発生]
附1 胚(胎)子発生経過一覧
附2 参考文献
附3 用語索引(和英羅対照)

説明

本書初版(加藤)は昭和44年(1969)に刊行され、すでに35年が経過した。本書執筆の動機は初版序文に述べられているように、家畜・家禽を主題にした発生学の成書はそれまで皆無に近かっただけに、本書刊行の意義はまさに画期的であり、以降約20年間にわたり、江湖に高く評価された。

その間、発生学が時代の焦点となってきたことは周知のとおりである。また、いわゆる先端技術を応用した産業活動の中で生物工学的あるいは発生工学的な発想と、それらに基ずく応用面の貢献が動植物の産業上大きく裨益するようになってきた。こうした時代的背景の中で本書の改訂が求められ、「改著 家畜比較発生学」(加藤・山内)は平成元年(1989)に刊行された。改著版刊行の趣旨は、当時の経済成長の中で、先天的または後天的に、人間を含む動物社会に発生した発生異常の根源を明らかにして、動物生態系の種の保全を訴えるものであった。このため、改著版では染色体に関する記述を充実し、また受精の成立および胎盤形成の詳細な比較と経過に特に留意して、時代の期待にこたえたつもりである。

改著の刊行からさらに十数年が経過した。この間、獣医学および畜産学の世界にも急速な進歩と発展が見られた。近年は中・小動物を利用する医学的研究活動も多岐にわたり、これら動物は医学の進歩にも少なからぬ貢献を果たしてきている。さらに、最近の傾向として「胚性幹細胞」または「遺伝子」を臨床医学に応用する時代に至っている。発生学の正しい知識と重要性が改めて痛感される時期にあるといえようか。こうした背景も本書新編を刊行する大きな動機となった。一方、これまでの本書では、学名用語はラテン名併記を踏襲してきたが、時代的要望に従い出来る限り英名併記に変更した。また、改著刊行以後に発表された内外の研究論文を脚注に紹介して研究者の関心にもこたえたと思っている。

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