日本農学80年史
 
 
 
日本農学会 編
 
 

■定価 (6,000円+税)
■B5判 380頁
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■発行年月  2008.9
■ISBN 978-4-8425-0461-2

 
 
■概略

学術の発展に力点を置き、農学の主要な研究領域の発展を総括し各学協会の進展と業績を解説。

 
 
■解説

 日本農学会は、2009年に学会創立80周年を迎えました。
 本会は、農学に関する専門学協会の連合協力により、農学およびその技術の進歩発達に貢献し、総合統一された農学の発展を目指す連合体として1929年に設立されました。1979年に学会創立50周年を祝してから既に30年が経過しましたが、この間に日本農学会および会員である各学協会は、それぞれ大きく変貌を遂げております。
 この30年間に、地球環境および資源の有限性が明白になり、いまや資源循環型社会の創造は全人類的課題となっておりますが、それは日本農学会の目指す農学の課題でもあります。今日では、農学研究の対象、領域も大きく拡大し、農林水産業に直接関係する学問分野のみでなく、人類の生存と福祉の向上に貢献することを究極の目標に、自然科学と社会科学の基礎から応用までの幅広い分野を包含する総合科学としての農学の発展と普及が期待されております。このような状況の変化に対応して本会では従来の活動に加えて、シンポジウムの開催や、「シリーズ21世紀の農学」の出版等の諸活動を通じて農学の新しい課題に関する取組を強化して参りました。
 さらに、わが国の農学の研究の主な担い手である研究機関は、この30年間に大学も含めて、その機構、体制が大きく変化してまいりました。それらの変化は当然、各学協会や本会の活動にも大きな影響を与えております。
 日本農学会では、80周年記念事業として、この間における本会ならびに会員学協会の発展の足跡を記録にとどめ、農学の今後の発展に資することを期待して「日本農学80年史」を編纂出版することといたしました。2009年を一つの通過点として、100周年に向けて、日本農学会ならびに各学協会の活動が一層活性化し、農学研究が発展することを確信しております。

 
 
■要目

[主要目次]

 第1編 主要な研究領域の展開

  第1章 生産植物学
  第2章 植物保護学・応用昆虫学
  第3章 造園学・緑地環境科学
  第4章 土壌環境科学
  第5章 農芸化学
  第6章 森林科学
  第7章 木材科学
  第8章 水産科学
  第9章 畜産学
  第10章 獣医学
  第11章 農業工学
  第12章 農業機械・施設学
  第13章 農業の社会科学


 第2編 個別専門分野の発展

 [生産植物学]
  園芸学・作物学・育種学・草地学・熱帯農学

 [植物保護学・応用昆虫学]
  植物病理学・応用動物昆虫学・雑草学・農薬学・蚕糸学

 [造園学・緑地環境科学]
  造園学・芝草学・樹木医学

 [土壌環境科学]
  土壌肥料学・土壌微生物学・砂丘学

 [農芸化学]
  農芸化学・植物化学調節学・応用糖質科学

 [森林科学]
  森林学・砂防学・林木育種学・林業経済学・森林立地学・森林計画学

 [木材科学]
  木材学

 [水産科学]
  水産学・漁業経済学・魚病学・水産工学

 [畜産学]
  畜産学・繁殖生物学・家禽学・動物遺伝育種学

 [獣医学]
  獣医学・ペット栄養学・動物臨床医学

 [農業工学]
  農業農村工学・農業気象学・生物環境工学・農村計画学・システム農学・農業情報学

 [農業機械・施設学]
  農業機械学・海水学・農作業学・農業施設学

 [農業の社会科学]
  農業経済学・農業経営学・国際地域開発学


 第3編 日本農学会小史・資料

  第1章 日本農学会小史
  第2章 資料
   1.日本農学会名誉会員、歴代会長・副会長ならびに事務所所在地
   2.日本農学会加盟学協会の設立・加入等の動向
   3.農学賞および日本農学賞受賞総覧
   4.日本農学会シンポジウム記録一覧
   5.日本農学会規則
   6.加盟学協会の概要一覧

 実行委員会・執筆者名簿
 あとがき